2018年01月25日

(メモ)Unityで直列に処理を書いてみた

やりたかったことは一番下のExecuteね。これ、クリック待ちも文章表示もメインスレッドにやらせて、クリック待ちの時はちゃんと関数の途中で待っている。コルーチンでは書きにくかったことを実現、昔のAPIなのでexperimentalな機能使わなくても出来る。
このクラスを継承して、Executeだけをオーバーライドして使うようなクラス作って、Executeからはまるでコンソールアプリケーションみたいな感覚でコードが書ける。アドベンチャーゲームのシナリオなんかには便利なのではないだろうか。
さらには、トランスパイラの類を書けば他の直列に記述するスクリプトからこの関数を作るのもそう難しいことではないだろう。昔のBASICみたいな環境を作ったり、NScripterやら吉里吉里っぽいスクリプトやらを動かせるようになるかも知れない。
C#の(C++でもCでもJavaでも、多分どんな言語でも可能だが)関数の実行を途中で中断して保存・復帰する方法についてはアイデアがある(ソースの自動生成が前提だけど)。また次の記事で。組み合わせれば高速で単純で柔軟なノベルゲームエンジン作れると思う。
なお、残念なことにこのコードはWebGLでは機能しない。UnityのWebGLではスレッドを作れないようなので。PCとAndroidで動くのは確認済み。他は持ってないので試せない……PS系とかSwitchとか気になるよね。
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine.UI;
using UnityEngine;
using System.Threading;

public class ThreadTest : MonoBehaviour
{
    delegate void InvokeDelegate();
    static Object lockObject=new Object();
    List invokeList=new List();
    private bool _b;
    public bool canInvoke
    {
        get
        {
            lock (lockObject)
            {
                return _b;
            }
        }
        set
        {
            lock (lockObject)
            {
                _b = value;
            }
        }
    }
    Thread thread;


    //描画用
    public Text text;

    // Use this for initialization
    void Start()
    {
        canInvoke = true;
        thread = new Thread(Execute);
        thread.Start();
    }

    // Update is called once per frame
    void Update()
    {
        if (canInvoke)
        {
            lock (lockObject)
            {
                foreach (var data in invokeList)
                {
                    data();
                }
                invokeList.Clear();
            }
        }
    }

    void InvokeWait()
    {
        while (true)
        {
            lock(lockObject)
            {
                if (!canInvoke)
                {
                    Debug.Log("canInvoke=falseの時にInvokeWaitを実行してはいけません。");
                }
                if (invokeList.Count == 0) break;
            }
            Thread.Sleep(8);
        }
    }

    void ClickWait()
    {
        bool isMouseDown = false;
        while (!isMouseDown)
        {
            InvokeMainThread(()=>
            {
                if (Input.GetMouseButtonDown(0))
                {
                    isMouseDown = true;
                }
            });
            InvokeWait();
        }
    }

    void InvokeMainThread(InvokeDelegate f)
    {
        lock (lockObject)
        {
            invokeList.Add(f);
        }
    }

    void PutText(string s)
    {
        InvokeMainThread(()=>
        {
            text.text = s;
        });
    }

    void Execute()
    {
        PutText("てきすと1");
        ClickWait();
        PutText("てきすと2");
        ClickWait();
        PutText("直列で実行できてる?");

        //ここでは使ってないけど
        /*
        canInvoke=false;
        Load1();
        Load2();
        Setting1();
        canInvoke=true;
        こう書けば、canInvoke=falseのあいだの命令実行中にInvokeしたものが実行されないことが保証され、正確に同じフレームで実行できる。
        */
    }

}

(追記:バグを修正しました。)
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2018年01月01日

コミケ93上京記録

えー、「くのいちボーグしのぶちゃん」、結果から言うとまあ爆死でしたw 最初からある程度の失敗は予想していたのだけど、うーん、せめてコピー代と欲を言えば移動宿泊費用くらいは稼ぎ出したかったねえ。近々DLサイトコムに登録されると思います。その時にはよろしくお願いします。 お誕生日席で両隣がかなり立派な感じだったのもまあ心理的にはプレッシャーきつかった。次に受かるとしたら島中からこつこつやりたいです。 まあそれはともかく、反省点は色々ある。パッケージングを簡略化しすぎて売り込み材料が小さいタブレットのムービーとポスターしかなかった。あまりお金は掛けたくないが、かといってある程度は掛けないとまずいね。あと、内容の分かるような資料はいろいろ用意しておくべき。ムービーももうちょっと短く凝縮したダイジェストが必要だったなあ。 とはいえ楽しかった。いろいろ見物して次にやりたいことのヒントも得られたしね。ダウンロードカードが面白そうだったのと、スマホや紙媒体も巻き込んでメディアミックスしていくのが今後は面白そうだ。 あと、コミケ二日目は行かずに友達と遊んでいたのだが、そこで行ったVRが面白かった! セガのエイリアン的な奴だけど、あれは自分でも作ってみたいなあ。マイクロソフトのVR規格のやつが出てるけど、あの辺のが欲しいなあ……春までには買うかもしれない。 で、今後の方針のことなんだけど、俺の絵面が基本的にSDキャラを目指してるので、エロをやってもしょうがないかなって考えがあるんだよね。ただ、同人のエロの熱気は凄い物があるからねえ……その辺は悩む。いずれにしても、出来るだけ自分のコンテンツを作りたいというのが目標としてあります。何年か先にはポートフォリオに使えるようなのを作りたい。今後とも毎回コミケには応募してそこに出展するのを目標にして刻んでいきます。当選しなくてもDL販売には出すし。 次に開発したいもののイメージも、積み上げたい技術的な目標もあるので、こつこつやって、こまめに出していきますよ! 次は時間も掛けて技術的にも土台をもっとしっかりさせて品質向上ボリュームアップさせてリベンジする!
posted by NTak_Indies at 19:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記